賃貸の初期費用を抑える裏技
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今日も知っているだけで得をする、明日役立つ知識をお伝えします。
社会人2年目の後輩が一人暮らしを始めることにしたようです。
僕は不動産、保険、携帯のような、知っている人だけが吸える甘い汁をその他大勢が負担しているような業界が好きではありません。
ただ好きではないと断言しながらも、そこに抗うにはその他大勢より深い知識を手にいれるしか手段がありません。
そうして本を読んだりネットで調べた知識を持った上で自分の頭で考えることで、僕はある程度騙されないようになりました。
今回もそれを伝えたことで後輩の一人暮らしにかかる初期費用を86,000円削減することが出来たので、これから一人暮らしを始める方や引越しを考えている方のお役にも立てるかと思い記事を書いた次第です。
- 賃貸にかかる費用
- 専任媒介と一般媒介
- 一般媒介の仲介手数料を削減しよう
- 最終手段、minimini、エイブル、アパマンショップ
1.賃貸にかかる費用
一般的に賃貸を始めるとなると家賃の6ヶ月分が必要と言われています。
・敷金・・・・・・・2ヶ月分
・礼金・・・・・・・2ヶ月分
・前家賃・・・・・・1ヶ月分
・仲介手数料・・・・1ヶ月分
中には敷金、礼金0という物件もありますが、UR賃貸を除けば家賃が相場より高かったり諸条件が悪かったりとなかなか普通の募集では決まらないものがこのような募集をされる事が多いようです。
敷金は退去する際に借主の過失により傷ついた部分の修復に使う費用ですので削るのは難しいです。
礼金は貸主と交渉出来れば削ってもらうことも可能なのですが、3月や9月の引越しシーズンでは難しいでしょう。
前家賃はいずれ支払わなければならない費用なので、交渉する必要はありません。
さて、気になるのがこちら、仲介手数料。
何これって話ですよね。
こちらが不動産業者の主な儲けになっているのですが、無条件で費用としてかかるのは癪です。
そうは問屋が卸さぬ、という話ですね。
2.専任媒介と一般媒介
不動産屋業者が持っている物件は主に専任媒介と一般媒介の2つに分けられます。
※正確には専属専任媒介というパターンもありますが、数が少ないため今回は考慮していません。
細かい話をすると色々あるのですが大まかに必要な点だけ抑えると以下の通りです。
・一つだけの不動産屋さんに売主がこの物件で賃貸契約をとってくれ、とお願いするのが専任媒介
・いくつもの不動産屋さんに売主がこの物件で賃貸契約を取ってくれ、とお願いするのが一般媒介
また、一件の不動産業者が扱える賃貸物件の数としては一般媒介の方が遥かに多いです。
※業者から積極的に紹介する、しないは別の話です
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3.一般媒介の仲介手数料を削減しよう
不動産屋の主な収入源の一つとしてあるのがこの仲介手数料です。
専任媒介でも一般媒介でもこれはかかってくるのですが、専任媒介では他の業者に取られる心配がないので不動産屋も強気です。
こちらが削減される可能性は極めて低いでしょう。
ただ、一般媒介の物件となると最初に頂く仲介手数料を0にしてでも契約を取りたがる業者が少なからずいます。
月々の家賃のうち、いくらかが売主から不動産業者にいくパターンや、空室を避けるため売主が仲介手数料を不動産業者に支払うパターンなど色々ありますが、なにせそこにはルールがなく、借主側からすれば一番有利な不動産業者で借りるコンペを行うことが出来ます。
そのやり方がこちら。
①借りたい物件をSUUMOやYahoo不動産で検索する。※勿論実際に店舗で探すでもOK
②Google、またはYahooで「"物件名" "仲介手数料無料"」で検索
③ヒットした業者経由で申し込む。
これで通常必要な仲介手数料1ヶ月分がまるごと無料になります。
全部に使える技ではありませんが(稀に検索でヒットしない物件もある)、これだけですので非常に費用対効果は高いテクニックだと思います。
4.最終手段、minimini、エイブル、アパマンショップ
先ほどの章で一般媒介の物件全てに使える技ではない旨を説明しましたが、全てに使える技もご紹介します。
minimini、エイブル、アパマンショップのいずれかの店舗で「この物件を契約したいです。」と伝えるだけです。
理由は分かりかねますが、上記3社は無条件に仲介手数料が0.5ヶ月分となっています。
企業努力なのかもしれませんし、マーケティング代として割り切っているのかもしれません。
「○○マンション 仲介手数料無料」などのキーワードで検索を行い、一件もヒットしなかった場合は3社のいずれかで契約することで仲介手数料を半額に抑えることが出来ます。
今回は賃貸のお得な裏技について書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
それでは今回はこの辺で!
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