GOOD DESIGN STORE TOKYOに行ってきた
2017/05/28
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僕は2013年度グッドデザイン賞大賞を受賞した本田技研工業のインターナビ案件で、通信機器管理システムや業務フローの構築などで携わった経験があります。
またインテリアや雑貨は昔から凄く好きで、研ぎ澄まされたデザインを持つプロダクトを眺めていると時が過ぎるのを忘れてしまいます。
椅子一脚や一つの照明をあらゆる角度から10分以上眺めていることもあり、周りはヒいていることもあるのですが、こればかりはどうしようもありません笑
そしてそういったプロダクトにはだいたいグッドデザインのマークが付いてるんですよね。
そんな僕の生活とは切っても切れないグッドデザイン賞を受賞したプロダクトを集めたお店が出来たということで、早速行ってきました。
GOOD DESIGN STORE TOKYO概要
東京駅丸の内方面出口から徒歩2分ほど行ったところに、日本郵便が手掛ける商業施設、KITTEはあります。
まわりに高い建物が多いせいか6階建てなんですが、低く見えます▼
オニツカタイガーや金子眼鏡など通好みのお店が並ぶ3階にGOOD DESIGN STORE TOKYOがオープン▼
お店は4月28日にオープンしたばかりで、かなりの人が入っていました。
お店のインテリアデザインはスーパーノーマルを哲学にしていることで著名なジャスパー・モリソン氏。
お店の照明として至る所で彼の代表作、FLOSのGlo-ballが使われていました。
また、世界的なデザイナーだけあってお店作りへのこだわりは相当強いらしく、例えばこちらの商品の価格を書いた紙をはさんでいるクリップ▼
この角度一つにもこだわり、開店前にスタッフの方皆さんで60度ほどの角度だったものを90度に曲げたと仰っていました笑
ちなみに僕が訪れたのは2017年5月1日の15時頃だったのですが、ちょうど10分ほど前までジャスパー・モリソン氏がこのお店に居たようです。
もの凄く残念。。
それはさて置きこちらのお店ですが大きく5つのエリアに別れています。
入って正面の棚には2016年度にグッドデザイン賞を受賞したプロダクトがズラリと並びます。
お店自体を一つの家としてデザインし、左側はガーデン、棚を越えて入るとダイニング、更にその奥が細々とした雑貨の置いた部屋。
ダイニング入って右側はリビングという流れでおおまかに作られています▼
店を一軒の家として捉え商品を置いていくのは、さすがデザイナーといったところでしょうか。
最新受賞作品コーナー
入って最初に目につくのがこちら。
2016年度グッドデザイン賞大賞を受賞したオーサグラフ世界地図の特集コーナーです▼
今までのポピュラーな世界地図は実は16世紀に完成しており、北極海や南極大陸を正しく表記出来ていませんでした。
それを覆すために、面積を極力正しくしつつ、形の歪みも低減し、地球儀での陸や海の見え方と違和感ない姿で平面に描画できる投影法の組み合わせを考案したのが、こちらのオーサグラフ世界地図です▼
嘘みたいな話ですが実際この地図は既に教科書に掲載されており、これからの世界地図のスタンダードはこちらになっていきます。
こうして見ると日本って案外大きいんですよね。
そしてグリーンランドがめちゃくちゃ小さいことに個人的には驚きました。
このポスターが1,620円。
僕は即買いでした笑
来客があった際の話のネタにもなるしね。
棚の話をしましょう。
ダイソンのドライヤーに柳宗理のバタフライスツールなどああ、確かにこれは素晴らしいデザイン!と納得するものが目立ちます▼
また、全然知らなかったのですが、中にはこんな商品も▼
洗剤なのですが、デザインの優れたパウチと入れ替えるだけなので見た目も悪くならないし交換も簡単で衛生的。
デザインのお手本みたいなプロダクトですね。
その他にもJAM HOME MADEの真鍮を木槌で叩いて作る指輪自作キット、名もなき指輪®や29,160円もするCASIOのフラッグシップ電卓、s100が置いてあったりと普段目にする機会はないけれど、是非一度触ってみたいと思わせるプロダクトが目白押しでした▼
出展:CASIO
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ガーデンコーナー
さて、続いてはこちら。
入り口に面しているガーデンコーナーです▼
自転車がディスプレイされており、グッドデザイン賞の幅の広さを感じさせますね。
オシャレなヘルメットや自転車型の自転車スタンドなど個性的な商品が並びます▼
綺麗目の長靴にカラフルなスコップとガーデンそのものでした。
升に入った盆栽なんかも取り扱いがあります。▼
ダイニングコーナー
店内に足を踏み入れるとそこにはダイニングコーナーが広がります。
バルミューダのトースターや柳宗理のキッチンアイテムなど、おなじみのキッチンアイテムがズラリ▼
ちなみにこの写真にあるトースターなんですが、2万円以上するものの、評価がすこぶる高いんです。
普段パンはあまり食べないのですが、そこまで言われるとさすがに気になる。。
次回のボーナスですかねぇ。
センターテーブルには、ビールのCM等でおなじみのうすはりグラスやプレート▼
米や第一回グッドデザイン賞を受賞した白山陶器の醤油差しも置いてました▼
食器だけでも、ものすごい量が展示してあります。
曲げわっぱのぐいのみはその軽さに驚きました▼
食品でもグッドデザインなものがあるようで、中でも醤油はちょっと気になりました。
ちなみに左に展示されている立つしゃもじ、我が家で使っているのですが凄く便利なのでオススメですよー▼
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文房具、雑貨コーナー
奥へ奥へと進んでみましょう。
ここまでは少し高価な商品が多かったように感じますが、突然庶民的になります笑
CASIOのデジタルウォッチ。
もう亡くなってしまったのですが、生前祖父が持っていたのを思い出しました▼
東洋スチールの山形ツールボックスは名作ですよね▼
最近では無印良品も別注をかけていますが、我が家にはチャオパニック別注のブルーメタリックのもの(写真のものと近い)が4つあります。
軽い上にデザインも良いので長く使えそうです。
さて、どんどん見て行きましょう。
このあたりは誰もが一度は使ってみたり買ったことのあるアイテム▼
蛍光ペンにモノ消しゴム、ツバメノートって懐かしくないですか?
今でこそ書くという行為自体が減ってしまいましたが昔はよく使っていました。
いや、昔からあまり勉強した記憶がないのでそこまでじゃないかもしれない笑
ちなみにコレジャナイロボというなんともゆるい感じのロボも販売していました▼
うーん、これじゃない笑
リビングコーナー
最後になりましたが大型家具が多く展示されているリビングコーナーに行きましょう。
ダイソンの扇風機やぶんぶくのゴミ箱などこちらも名作が並びます▼
和紙で出来た変わった形のテーブルランプもありました。
どこのものかちょっと忘れてしまったのですが、和室でイサム・ノグチのペンダントランプなんかと合わせるとしっくり来そうです。
オシャレなスピーカーに掛け時計、蚊取り線香まで笑▼
色々あって良いと思うのですが、文字盤が白というのはデザイン重視過ぎて僕は買えないです。
そういうこともあって掛け時計は僕も購入したこちらが本当にオススメ▼
札幌駅コンコースにも導入されているだけあって格好良くてみやすい、値段もお手頃なので本当にオススメです。
この中では左から二番目に掛けてある籐を使ったウォールミラー、wawaが気になります▼
伝統技術を用いた無塗装のこちらのミラーは歳を重ねるごとに魅力的になりそうです。
左手前にあるシールタイプの壁紙も初めて知りました。
シールなら賃貸でも壁を汚すことがないので、気軽に模様替えしたい時など重宝しそうですね。
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僕が買ったもの
店内にはがっつり二時間くらい居たのですが、その中でも特に僕の感性に刺さり、思わず買ってしまったものを最後に紹介します。
左から時計まわりにいきましょうか。
合皮のスリッパなんですが、しっとりとした履き心地でつま先が微妙に上がっているためつまづくこともありません。
デザインが好みだったので即決しました。
最強の計量カップです。
50ml毎にマットな質感とクリアな質感が交互になっているため、これ以上わかりやすい計量カップはないと思います。
大きさもちょうどよく液垂れしにくい注ぎ口に食洗機対応とどこを取っても隙がありません。
めちゃくちゃおすすめ。
続いてはカードゲーム、Rocca▼
Amazonで販売していなかったので別リンクになってしまうのですがこちらで購入可能です。
六角形のオシャレなデザインのカードゲーム。
僕は普段友人を家に招いては世界のボードゲームを楽しんでいるのですが、これは初見でした。
まだやってないので面白いかどうかはこれからですが、この手のゲームで見た目が良いのは凄く良いことです。
ごきぶりポーカーなんかは面白いんですが、ルックスがなんだかなぁといったところ笑
続いてはこちら。
巨匠、渡辺 力デザインの傑作です。
渡辺 力というとリキクロックが有名ですが、一般的に流通しているのは恐らくこちら。
セレクトショップや高級レストランなど、あらゆるところでこちらのトレーを見ることが出来ます。
ペンやケータイ、財布などちょっとしたものも綺麗に収まるのでこちらも買って良かったです。
ALLEXのハサミは完全体と言っても過言ではありません。
僕は生まれてから色々なハサミに触れる機会がありましたが、こちらのハサミの切れ味は群を抜いており、以前どこかで知ってからずっと気になっていました。
今回たまたま見つけたので購入してみたのですがグッドデザイン賞の他にも、あらゆる日本製品の中で初めてドイツのディーノイエザムルンング国立応用芸術博物館に永久収蔵されていたり、輝かしい功績をあげていたことがわかりました。
日本人が誇るべきメイドインジャパンが確かにここにあります。
是非手に取って見てください。
プロ用って響き、惹かれませんか?笑
僕は何でも形から入るタイプなので凄く気になったのですが、こちらのカッターナイフは壁紙を切るように開発されたプロ用商品です。
お値段も手頃で刃の部分が黒くてカッコいいんですよね。
僕はインターネット通販でよく商品を頼むのですが、ダンボールの開梱作業などはこれ一本あれば楽にこなせます。
21回も刃を折ることが出来るのでとりあえず今世はこれ一本で凌げそうです笑
というわけで今紹介した商品とオーサグラフ世界地図で合計10,972円のお買い上げでした。
結構買っちゃいましたがどれも長く使えば元を取れそうなものばかりなので後悔はありません。
このGOOD DESIGN STORE TOKYOの入っているKITTEという商業ビルには他にも色んな雑貨屋さんが詰まっています。
こちらのTHE SHOPも同じようなコンセプトで魅力的なショップなので訪れた際は是非行ってみてください。
それでは今回はこの辺で!
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