【2016年10月】現在公開中映画を6本観た僕のオススメ
2016/11/03
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先週は、仕事終わりにほぼ毎日映画館に足を運びました。
中学や高校の頃はお金のかかる贅沢な遊びのイメージだった映画も、大人になると飲みに行くのと比べると大してお金を使わなくて済むなかなか良い趣味に。
僕はお酒を飲んで美味しい料理を楽しむのが好きなので、少なくとも週2くらいでは飲み歩いているのですが、映画のおかげで久しぶりに平日1日も飲まない一週間を過ごしました。
(飲むのは好きですが作品に敬意をはらい、映画を観ながらは飲まない。)
ユナイテッドシネマが先週一週間、毎日映画1,000円だったんですよね。
さらに映画のチケットの半券を4枚集めてカードを引くと2枚の無料鑑賞券を貰えたため、結果として4,000円で映画5本観てきました。
さらに無料鑑賞券が1枚残っています。
それぞれの映画の評価は世の中に5万とありますが、そのほとんどが単発で観た感想です。
現在公開中の映画を6本観ている僕が今観るならこれ!という作品をお伝えしますので参考になれば。
オススメ映画ランキング
単刀直入に結論から先に書きます。
僕がオススメする映画ランキングはこちら。
- 君の名は。
- ハドソン川の奇跡
- 聲の形
- 怒り
- シン・ゴジラ
- 真田十勇士
もちろん人それぞれ好き嫌いはありますし世間一般の評価とは違ってあくまで僕自身の評価。
真田十勇士が一番刺さる方もいるとは思うのですが、僕は無料でももう見ないという話です。
それではあらすじ、感想の順で全ての作品について詳しく書きます。
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それぞれのあらすじと感想
君の名は。
出典:君の名は。公式サイト
数ある映画の中で一番オススメなのがこちら、君の名は。
都心の高校に通う男子高校生と田舎の高校に通う女子高生の中身が、週に3日だけ入れ替わる。
記憶のリセットはなしでそれぞれがそれぞれの生活を楽しんでいたものの、ある日を境に突然入れ替わりがなくなってしまう。
まだ見たことのない彼女へ、彼は会いに行くことを決める。
ありきたりな設定ですが、人を想う気持ちをテーマにした心揺さぶられる非常に良い作品。
ストーリーも綺麗にまとまっており途中眠たくなるようなこともありません。
観終わった後には清々しさが残り、男なら彼女なり妻なりに優しくなれること間違いなし。
欲を言えば高校生の頃とかに彼女と一緒に観たかったかな笑
老若男女問わずオススメ出来ますが、大切な人と一緒に観るのがオススメ。
ちなみにもう少し詳しい感想はこちらをご確認ください。
ハドソン川の奇跡
155人の命を救い、男は容疑者になった。
ニューヨーク離陸後、両エンジンがバードストライクにより故障。
引き返しが不可能と判断した機長は川へ機体を緊急着水させ乗客155人全員の命を救う。
しかしその後専門家の調査により片方のエンジンは生きており、引き返すことが可能だったのではないかという疑惑が浮上。
周囲の対応が英雄から容疑者へと一変しようとする中で彼のとった行動は・・・。
安定のトム・ハンクス主演の感動のノンフィクション映画。
航空機事故がモデルということで予告を見る限り手に汗握る展開ですが、本編を見るとそれが序章に過ぎなかったことに気づかされます。
観終わったあと、出来ることを最後まで諦めずにやることの重要性を再認識しました。
2009年の話なので知っている方にとっては記憶に新しいと思うのですが、聞いたこともないという方には是非観て欲しい作品。
1人で観るなら「君の名は。」より断然こっち。
エンディングでは実際の機長とその時の乗客の現在の様子が映されて、凄く元気をもらえました。
聲の形
出典:映画『聲の形』公式サイト
主人公は退屈なことを何よりも嫌う男子小学生、石田将也。
そんな将也のクラスに聴覚障害を持つ西宮硝子が転校してきた。
将也が主犯となり声の聞こえない硝子をいじめる日々が続くが、エスカレートし過ぎたある日をきっかけに今度は将也がイジメのターゲットとなる。
その後、硝子は転校。
一方中学、高校に入ってからもいじめの加害者としての噂を流され孤独だった将也は将来を悲観し、自殺することを考えた。
ただどうしてもあの頃の事を謝罪したかった将也は、硝子のいる手話サークルの教室へ足を運ぶ。
扱うテーマがイジメ、聴覚障害ということで、きっと重たい話だと覚悟はしていたものの、それ以上でした。
誰にでもある弱い部分、変えられない部分に、手を変え品を変え揺さぶりをかけてくるので、色々な感情が交錯します。
格好つけずに本当の自分を晒すこと、相手や自分を受け入れることの難しさ、そして大切さに気づかせてくれる作品。
恋愛要素もありますが、そんな上っ面だけの浅い話ではなく、人との接しかた、ありかたについて僕は考え直しました。
また画面が非常に美しく、構図やカメラワークが個人的には凄く好きです。
ここまでは胸を張ってオススメ出来る一本。
余談ですが、上映している映画館が限られているため、今回僕は自宅から15kmの距離にある映画館に自転車で訪れました。
40〜50分だらだらと思考を巡らせながらひたすらペダルを回す時間が、結構好きだったりします笑
怒り
出典:映画『怒り』公式サイト
八王子で起こった夫婦惨殺事件。
犯人の名前は「山神一也」であることがわかったものの、山神は整形し一年以上逃走中。
その後テレビの報道番組でモンタージュ写真を公開したことで東京、千葉、沖縄で素性のわからない犯人とよく似た男の存在が明らかになる。
多くを語らずアンニュイな雰囲気の綾野剛演じるゲイで優男の大西直人。
経歴、名前共に不詳で働くものの仕事にも恋愛にも朴訥な松山ケンイチ演じる田代哲也。
無人島で暮らす、何でも器用にこなす森山未來の演じる快活な男、田中信吾。
果たして殺人犯は誰なのか。
犯人候補の3人が揃って凄く魅力的な人物です。
自分の愛した人をどこまで信用出来るか、というのがテーマなのかな。
日常からそう遠くない、現実感のある世界で起こる目を背けたくなるような話。
そして物語の結末が悲し過ぎます。
出演者全員が演技派なのもあって僕は最後まで全く展開が読めませんでした。
坂本龍一と2CELLOSの手がける主題歌も凄く合っており映画の世界観に引き込まれます。
「怒り」という感情は何よりも深いのかもしれません。
シン・ゴジラ
平和な東京アクアライン海上で突然の爆発事故が発生。
消去法で新たな活火山が噴火したことに決まり、対策を練っている途中に巨大生物が上陸。
世界を巻き込んで、ニッポン対ゴジラの戦いが始まる。
詳しくはこちらの記事で書きました。
良くも悪くも人を選ぶ1本です。
たまたま僕には合いませんでした。
戦車対怪獣をイメージして観に行くとギャップを感じそうです。
この作品で伝えたいのは恐らくゴジラの圧倒的脅威でもなければ、核への有効打でもありません。
本当に伝えたいのは日本の現状ではないでしょうか。
良い悪いではなく、今の日本だときっとこうなる。
それでいいですか?と問われているようでした。
ただストーリーは同じようなシーンの連続で途中少々飽きが来ると思います。
会議、会議、雨、会議です。
それ故にシン・ゴジラ2が公開されても、恐らく僕は観に行きません。
真田十勇士
関ヶ原の戦いから14年後、天下統一を目前にした徳川家康と復権を狙う豊臣秀頼の対立は激化。
戦国きっての知将、真田幸村は秀頼からも一目置かれていたが、実はその正体は恵まれた風貌と幸運だけでたまたま手に入れたものだった!?
幸村と運命的な出会いを果たした猿飛佐助は「嘘もつき通せば真実になる」を信条に10人の仲間を集め、幸村を担ぎ天下を獲らせようと画策する。
大阪夏の陣にて狙うは家康の首ただ一つ!
真田十勇士は原作自体が一部を除いてフィクションです。
今回の作品はコメディとシリアスの融合を狙ったと思われますが、どっちつかずになってしまっています。
僕が関西人ゆえに半端な笑いが許せないのかもしれません笑
また脚本の稚拙さもさることながら主演の中村勘九郎、大島優子の演技力が低く、高校の文化祭で素人が1ヶ月で形にした演劇を観ているようでした。
個人的には世紀の駄作。
今飛ぶ鳥を落とすような勢いのある松坂桃李にとっては黒歴史になりかねません。
2016年度最低映画候補となりました。
ただ小学生くらいの子供にはこれが面白く映るのかもしれません。
コロコロコミックの原作を映像化しました、と言っても違和感のない軽さです。
大河ドラマの真田丸を想像して行くと酷い目にあいます。
このブログでは映画関係者からお金貰ってるわけでもなんでもないので、感じたことを素直に書いてみました。
さて、職場と家の往復のように同じことばかりしているとだんだん感情の起伏がなくなり人生に潤いがなくなります。
週末は映画でも見て色々感情を爆発させませんか?
僕は先週平日に週4で映画を観ました。
興奮して家に帰ってくるので睡眠時間は減ったものの、謎の充実感があり不思議と仕事のモチベーションは上がりました笑
騙されたと思って一本で良いので観てください。
それでは今日の記事が皆さんの映画選びの参考になれば幸いです。
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