eRemote miniで日常のストレスから解放された
2017/05/15
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出典:makuake
以前注文していた最新IoT(Internet of Things)であるeRemote miniがAmazon経由で自宅に届きました。
家中のリモコンをスマホにまとめることの出来ることを謳っていたこちらの製品ですが、その真価やいかに。
10月29日に到着後、半年ほど使ってみたので、その使い勝手をレビューします。
eRemote mini概要
出典:makuake
iPhone6よりも小さい手のひらサイズのeRemote mini。
そもそもこれって何が出来るの?ということで概要説明します。
eRemote miniは一言で言えば、インターネットに繋がった学習リモコンです。
あらゆる種類の電子機器のリモコンから飛ぶ赤外線信号をこの小さな本体に記憶し、iPhoneやAndroidといったスマホ経由で出力することが出来ます。
天井照明やテレビ、エアコンの赤外線を一度eRemote miniに覚えさせてしまえば、その後はベッドに寝た状態でスマホを使って全ての操作が可能となります。
セットアップしてみた
我が家にはPCを除いて家電製品に最新のものはありません・苦笑
あ、リモコン対応してないからこの製品には関係ないけどゴミ箱は最新だわ。
最新のテレビ等はボタン一つ登録すれば残りのボタンは自動で登録出来るようですが、Apple TVを除いて我が家の家電製品たちは全て手動登録となりました。
登録した製品は以下の通り。
・REGZA 37 Z7000(2008年10月下旬発売)
東芝製37インチ液晶テレビ
・M2 Computer Music Monitor(2007年11月1日発売)
BOSE製スピーカー
・白くまくん RAS-AJ22B(W)[クリアホワイト](2012年4月中旬発売)
日立製エアコン
・HH-LC463A(2012年9月1日発売)
パナソニック製シーリングライト
・XQS-V110(W)[ホワイト](2011年4月下旬発売)
プラスマイナスゼロ製扇風機
・XW-SMA4(2012年12月上旬発売)
パイオニア製スピーカー
・Apple TV(2012年3月16日発売)
Apple製ワイヤレスディスプレイアダプタ
テレビのようなボタンがたくさんあるものから扇風機やスピーカーのようなボタンが3つしかないものまで、全て手作業で登録、学習させていきましたが、一時間もかからずに設定出来ました。
設定後の画面はこちら。
さらに製品のボタンを押すとこんな感じになり、リモコンとして操作出来ます。
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こんなことも出来る
タイマー機能
常時インターネットに接続しているため、スマホ上で24時間タイマーをセットすることが出来ます。
毎朝6:30に寝室の天井照明をONにし、TVをONに。
出社後の8:30に天井照明とテレビをOFFにしてルンバをON。とかね。
リピート機能も備わっています。
そもそもリモコンを触る時間がなくなりますね。
利用シーン機能
PCを使った仕事に就かれている方ならわかるでしょうか。
Excelのマクロ機能。
簡単に言うとあれが使えます。
あらかじめ設定したボタンを一つ押せば、テレビをON、スピーカーをON、天井照明をONといった動作を同時、または時間差で送信することが出来ます。
ちなみに我が家では妻が起きる頃には僕はまだ寝ているため、以下の利用シーン機能を使っています。
「Morning」
スピーカーをON
→0.5秒後にテレビをON
→2秒後にテレビの音量マイナスボタン
→0.5秒後にテレビの音量マイナスボタン
→0.5秒後にテレビの音量マイナスボタン
→0.5秒後にテレビの音量マイナスボタン
→0.5秒後にテレビの音量マイナスボタン
こうすることでテレビの音をスピーカーで出力しつつ、電源が入るとすぐにテレビの音量が5下がります。
妻はテレビを見ながら化粧が出来て、隣の寝室で寝ている僕も睡眠を妨害されません。
改善して欲しい点、問題
ここまでメリットばかりあげてきましたが、何とかして欲しいことも実は3つほどあります。
エアコンが2台同時に動く
これは家庭によるのかもしれませんが、我が家は1LDK。
リビングと寝室が隣あっているんですが、エアコンの操作を行うと2台のエアコンが全く同じ動きをします。
ただこれは我が家がたまたま同じエアコンを隣あった部屋で利用しており、なおかつそれを隔てるものがすりガラスの扉一枚だから、という悪条件が重なった結果とも言えます。
引っ越したら隣あった部屋のエアコンの種類は変えます。
というか僕たちが引っ越し予定の物件は3LDKで、リビング11畳ほど、隣に5〜6畳の寝室、廊下を隔てて5畳の部屋が2つなので問題なさそうですね。
リビングのエアコンと寝室のエアコンのメーカー変えれば解決です。
後ろのケーブルがダサい
実はこのeRemote mini、常に電源を供給していないと動きません。
USB充電なので大した電力は必要ないのですが、個人的にはリチウム電池にしてワイヤレスで置けるようにして欲しかったです。
せっかくの小さくて美しいデザインが、イケてない電源ケーブル一本で台無しです。
ただこれを実装してしまうと電池切れを気にしなくてはいけなくなるため、賛否両論あると思いますけどね。
ただ電源ケーブルなし充電タイプが発売されれば、僕は恐らく買います笑
赤外線リモコンしか登録出来ない(2017年5月15日追記)
現在我が家ではシーリングライト、テーブルライトでBluetooth連携で携帯電話にて操作出来るものを使っています。
こちらの照明は元から携帯電話で操作出来るので特に登録の必要はないと言えばないのですが、実際操作するとなるとアプリが2つに別れてしまい非常に面倒なのでeRemote miniの利便性が著しく下がってしまいます。
赤外線がないと本体に信号を登録出来ないということで技術的に改善が難しいことは判るのですが、なんとかなればなぁとは思わずにはいられません。
あると便利なもの紹介
そもそも家の照明がリモコン式じゃないからこんなの買っても意味ないよ、という方。
こんなものがあります。
2つとも天井の引掛シーリングと照明器具の間に商品を挟むだけでリモコン操作が可能になるという商品で、お値段は2,000円弱。
ただ実は欠点があります。
それはリモコン操作が可能になる代わりにスイッチ操作が出来なくなるということ。
これを装着することにより、スイッチをオンにした段階では照明が点灯しなくなります。
スイッチをオンにした段階でさらにリモコン操作をすることで始めて点灯するため、実際には常にスイッチはオンにしておかなければなりません。
それは困る、スイッチでもリモコンでも操作したいよ、という方。
良いのがあるんです笑
安心のPanasonic製です。
こちらは値段が少々上がってしまいますがスイッチをオンにした段階で点灯する仕様のため、リモコンもスイッチも手間なく使うことが出来ます。
我が家もリビング照明がルイスポールセンのPH5なのでリモコン対応していませんでした。
ただこれを買って設定してからというものの、もの凄く便利に。
今となっては「電気消してきてー」なんて言ってるのは古いタイプの人間だと思うようになりました笑
デザイン照明をご利用の方はほぼ全てがリモコン対応していないため、eRemote miniを利用しようとするとこういった商品の購入が必須です。
予算に応じて合ったものを買えば良いのではないでしょうか。
ちなみにコンセント部門でもこんな商品があるので合わせて検討してみても良いかもしれません。
これでフロアライトも操作出来るようになります。
まとめ
色々と書いてみましたが商品の完成度は非常に高く、総じて良いモノです。
我が家はリビング9畳、寝室4畳ですが、部屋の狭間周辺にeRemote miniを置けば、室内の家電は全てリモコン操作可能です。
僕はクラウドファンディングで5,000円ちょっとで手に入れることが出来ましたが、12月に本格的に発売される時の値段、6,980円でもそんなに悪い買い物ではないように感じました。
引っ越したらあと2個くらい買ってもいいかも。
こういうのをキッカケにモノがどんどん便利になって人間がどんどん楽するようになる。
技術の進歩と人間の退化は紙一重な気がします。笑
とはいえリモコンを探してる時間なんて無駄以外の何物でもないですもんね。
人生は有限なので有意義な時間を過ごしましょう。
それでは今回はこのへんで!
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