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雑記

マンションを買いました

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少し前の話なのですが、都内に3LDKのマンションを購入しました。

人生の中で何度も体験するようなことはないと思うので、当時は10冊ほど関連書籍を読んだ上で自分の意見を慎重に考えました。

今回の記事では僕の考えについて書いていきます。

賃貸VS購入

マイホームが欲しい、と考えた時に誰もが最初に当たる壁ですよね。

僕も例に漏れず当たりました。

皆さん色々と思うところはあると思うのですが、僕が考える購入の一番のメリットは売却することが出来るという点。

他の場所はわかりかねますが、23区内に限って言えば思ったより価値は下がりません。

「買ってから35年も経った家に誰が住むんだよ」と考えがちですが、現に僕は1973年に建てられたマンションに数年前まで住んでいました。

最寄り駅は西新宿五丁目、徒歩7分。

広さは2Kで50平米ほど、新宿まで電車に乗れば10分もかからない便利な場所でしたが、如何せん飲み屋が少な過ぎたので引っ越しました。

当時払っていた家賃は14万円

室内はフルリノベーションしていたとは言え決して安い金額ではありません。

そんな物件に自身が住んでいたこともあり、都内で購入する分には最悪貸したり売れば良いし、10年も住めば購入額と売却額の差が賃貸で10年払い続ける金額より大きくなることもなさそうだったので楽観的に考えました。

仮に家賃140,000円のところに10年住むと、更新費も考慮すると1,680万円ですからね。

23区内の3LDKでも探せば4,000万強程度から買うことが出来るのですが、そんな物件で10年で1,680万円価値が落ちることは考えにくいです。

また人口減少で空き家が増え家賃相場が下がる懸念もありますが、将来的に東京は確実に今よりグローバルな都市になるため都心部の人口が劇的に減るとも思えません。

他にも色々あるけれど、結局賃貸にお金払うよりは良い方向に向かうのではないか、と自分の中で結論が出たため家を買うことにしました。

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購入タイミング


僕がマンションの購入を決めたのは2015年7月頃。(完成はまだです)

2013年9月に東京オリンピック開催が決定したのでその後ですね。

当時28だった僕は仕事仲間はおろか、親からも「オリンピックが決まってから購入するとか気が狂っている」など散々な言われようでしたが、2016年11月現在の不動産価格は当時と較べると上昇傾向にあり、僕の購入したマンションも完成次第住まずに売却すれば100万単位で儲かりそうな気がします。

一回しか家買ったことのない人の意見を真に受ける必要はないのかもしれませんね。

さて、今買うことについてのメリットとデメリットをまとめてみました。

妻や両親も納得させた上でマイホームを購入したい人たちの武器になれば幸いです笑

メリット

ローンを組む時の金利が安い

家を購入する方のほとんどはウン千万円のローンを組むことになると思うのですが、その際の金利が今はめちゃくちゃ安くなっています。

僕が利用を考えている三井住友信託銀行の2016年11月の10年固定金利は0.45%です。

1990年前半、バブルの頃は金利8%も当たり前のような世界だったため今はあきらかにお得です。

ちなみに仮に3,000万円を元金均等の35年固定で借り入れた場合、毎月の支払いは金利1%あたり25,000円変わってきます。

これが35年続くため、全ての支払いが終わった頃には1%につき1050万円の支払い金額の差が生まれてしまいます。

「早く借りないと金利が上がってしまう!」と考えるのは早計ですが、今借りても大きく損をすることはないと思います。

住宅ローン減税で支払った金利分以上に税金が安くなる

細かく言うと長くなるのでざっくり説明すると、今新築で住居用の家を購入した場合、10年間は毎年ローン残高の1%が住民税や所得税から免除されます。

何を言っているかわからないと思うので例を挙げて説明しますね。

3000万円を借りた場合、10年で255.4万円の減税を受けることが出来ます。

一方で0.45%分、金利としてで支払うのは10年で67.7万円です。

個人事業主でやっている方は税金を抑えるよう工夫しようもあるのですが、一般的なサラリーマンの場合現状これといった税金対策がふるさと納税以外にありません。

銀行預金で1,000円にも満たない利息に一喜一憂するのはやめましょう。

10年固定にしてしまえば、その間はリスクなしで10年で187.7万円です。(11年目以降はわかりませんが…。)

また住宅購入に関しては「頭金を貯めてからじゃないと」という方が多いですがそれはあくまで気持ちの問題で賃貸の家賃を払いながら貯金を作ることほど愚かなことはありません。

今すぐ買って住宅ローン減税のなくなる10年1ヶ月目にそれまでに貯めたお金を一括で支払うのが論理的に考えれば最適解です。

デメリット

Sad

土地価格が上がっている

数年前と較べると今のマンション価格はかなり高騰しています。

今が最も高いという声もあながち間違いではないのかもしれません。

また東京オリンピックをピークに不動産価格は暴落すると言われていますがその可能性も否めません。

ただ東京オリンピックの閉会式は2020年の8月です。

ただそこまで待つとしてそれまでの45ヶ月間、賃貸の家賃を払い続けるのかという話にもなってきますね。

引っ越しが気軽に出来ない

転勤や親の介護など人それぞれ事情があります。

23区内のマンションであれば貸したり売れば良いと簡単に言えますが、地方の一軒家などはまた話が変わってきます。

基本的に全てのものは需要と供給によってものの価格は成り立っているため、もし何らかの理由で家を手放すことになった場合のことも考えていた方が良いかもしれません。

また、売るにしても貸すにしてもそれなりの手間がかかることについては避けられないので、とにかく面倒なことが嫌、と言う方は賃貸という選択も悪くはないと思います。

まとめ

色々と書きましたが、お金に関して言えば欲しいと思った時に買えばいいんじゃない?というのが僕の意見です。

これは何も考えずに書いている訳ではなく、熟考の上です。

実家ならともかく、安くなるまで賃貸で住み続けるのはあまり賢い選択とは言えません。

そしてこれは小言程度に読んで頂ければ幸いなのですが、何冊か読んだ書籍の中には具体的な数字をあげてわかりやすく説明されているものはありませんでした。

金利、不動産価格など扱うものそのものが水物なので仕方がないのかもしれませんね。

真剣に検討する場合は書籍よりもその道に詳しい方のブログを参照すると良いと思います。

僕は住宅ローンに関して、こちらの千日さんのブログが大変参考になりました。

千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

こういった話は学校で教えてもらう機会がないので苦手意識を持った人がほとんどだと思います。

ただ最初から全てをわかっている人はいませんし、そこはやっぱり勉強するしかないのかな。

秋ですし勉強するには良い季節ですよ。

それでは今回はこの辺で!

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