3分でわかる クロール初級講座
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そろそろ子供達も夏休みに入り、これから海やプールに入る機会のある方も多いのではないでしょうか。
体型が気になって入りたがらない方が多いとは思うのですが、泳げないから行きたくないという方も少なからずいらっしゃいます。
僕は学生時代、コナミスポーツクラブで4年間水泳のインストラクターとしてアルバイトしていました。
生後半年の赤ちゃんから90歳を超えたおじいちゃんまで、様々な方に泳ぎを教えてきた経験が僕にはあります。
今日はその時に得た知識を記事にします。
今後これを読むことで一人でも多くの方が泳げるようになれば幸いです。
- 水泳の魅力
- 泳げない人の特徴
- クロールの息継ぎ方法
1.水泳の魅力
泳ぎというのは不思議なもので、センスの有無は多少関係するものの、頑張れば最後にはどんな方でも泳げるようになります。
自転車と同じです。
乗るまで多少の努力は必要ですが、最後まで乗ることの出来ない子はそういません。
また、全身運動であるにも関わらず身体への負担が少ないため、水泳は歳を重ねても出来るスポーツの一つです。
大人になると新たに何かが出来るようになるということは少なくなってくるのですが、水泳に関して言えば50歳のおじさんでも今年クロール泳げるようになった!という事が当たり前に起きるんですよね。
子供から大人まで楽しめるのは水泳の魅力の一つだと思います。
2.泳げない人の特徴
世の中には、俗にカナヅチと呼ばれる全く泳げない方がいらっしゃいます。
その理由は体の力の入れかたにあります。
またプールや海に行った際に試して頂きたいのですが、両手を思い切り握った状態で浮こうとしてみてください。
恐らく出来ないと思います。
実はこれがバタフライ、平泳ぎ、背泳ぎ、クロール全てに言えるポイントです。
逆にリラックスした状態で体のどこにも力が入っていない状態を維持できれば、体は自然と浮きます。
力を入れずに伸びることさえ出来ればどんな泳法もそれほど難しいことではありません。
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3.クロールの息継ぎ方法
前置きが長くなりましたが、具体的なクロールの泳ぎ方について言及していきます。
クロールが上手く泳げない方のほとんどは息継ぎが上手く出来ないと言います。
今回はこれを解消しましょう。
なぜ息継ぎが上手くいかないかというと、前の手(上画像の場合右手)に力が入ってしまっているからです。
この前の手の力が抜ければ身体は浮き、楽に息継ぎが出来るようになります。
わかりやすいようにここで一つたとえ話をしましょう。
水面に自動販売機が置いてあると仮定してください。
そう、コカコーラ社のものでもサントリー社のものでも構いません。
あなたは水面にある自動販売機の下に1万円札が落ちているのを発見しました。
周囲には誰もいません。
どうしますか?
拾いますよね。
いいんです、それでいいんです。
右利きの方は左手を、左利きの方は右手を突っ込んで取りましょう。
おっと指先が当たって5cm奥に行ってしまいました。
さあ前の手を伸ばしましょう。
おお、風が吹いたようです。
もう10cm奥に行ってしまいました。
手をもう少し奥に入れましょう。
肩が入りましたね。
耳の後ろに上腕がくっ付きましたか?
そこでストップ!
茶番は終わりだ。
その姿勢こそがクロールの息継ぎの体制です。
今度海やプールに行った際はその姿勢になるよう意識して泳いでみてください。
きっと上達は驚くほど早くなります。
それでは今回はこの辺で!
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