ロードバイクの盗難対策
2017/05/19
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今回は購入後3ヶ月で20万円のロードバイクを盗まれた僕が、本気で調べて考え分かったことについて書きます。
ロードバイクを盗まれた2つの原因
僕がロードバイクを盗まれたのには2つ原因がありました。
1.駐輪場に停めていなかった。
まずはこちらです。
平日は毎日、普通の道路沿いにある看板の柱に自転車をチェーンロックで繋いでいました。
建造物と自転車を固定することを地球ロックと言うのですが、ここまでは良いです。
問題は幹線道路沿いの毎日同じ箇所に停めていたことです。
この場合、何日か調査をした泥棒は時間を見計らってチェーンを切る道具を用いて迅速に車で持ち去ることが出来ます。
2.鍵を1つしか使っていなかった
これも確実に原因の1つです。
チェーンロックだけだとニッパーでは切れませんが、ハンディボルトカッターという道具で切れてしまいます。
ちなみに僕の使っていた鍵はAmazonランキング1位のこちら。
一般には公開されていませんが、こちらの鍵は4mmですので先ほど紹介したハンディボルトカッターで60秒しか持ちません。
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鍵による対策
まずは鍵による対策とオススメ商品を紹介します。
結論から言ってしまうと世の中に切れない鍵はありませんので、いかに時間を稼ぐかという話になります。
まずは一番大事な話。
複数種の鍵を使う
盗む側の目線に立った際、これが一番有効です。
チェーンだけならハンディボルトカッター1つで切れます。
ただそこに更にU字ロックがあると倍以上時間がかかります。
もちろんその分盗むリスクも高まるため、この方法が最も有効です。
僕も使用しているオススメはこちら。
海外サイトで自転車泥棒が「これ付いてたら諦めるよ」的なこと言ってました。
ということでU字ロックはこちらです。
もう1個、オススメのチェーンロックです。
こちらは5mmチェーンのチェーンロックです。
こちらも同じくハンディボルトカッターで切断は可能なのですが、4mmのものが60秒で切れるのに対し、5mmになると切るのに180秒かかります。
またmade in japanで非常に高品質です。
Amazonランキング1位のABUSのものは使用しているうちに鍵穴が硬くなってくるのですが、こちらはスルッと入ってクルっと開錠出来ます。
またそれほど有名でないというのもポイントです。
盗む側からすれば、見たことない鍵切るより見たことある鍵切る方が良いですからね。
オススメの鍵紹介は以上です。
追記ですが鍵をかける際は出来るだけ高い位置で固定してください。
ハンディボルトカッターにしてもワイヤーカッターにしても原動力は人間です。
床に近い場所に鍵がかかっていると地面を使っててこの原理で力を入れやすいのです。
チェーンロックをかける場合、タイヤの上の方でかけてください。
ほんの些細な注意で盗難を防げるかもしれません。
駐輪場による対策
都会に住んでいる方限定かもしれませんが、
世の中にはエコサイクルというものがあります。
エコサイクルの使い方「入出庫」 from 株式会社 技研製作所 on Vimeo.
もはや鍵さえ必要ありません。
技術の進歩に感動しました。
近くにある方ははっきり言ってこれが最強です。
さらに僕の契約している新橋のエコサイクルの値段は
1,800円/月と手頃です。
品川や六本木にもあるみたいなので
近くに通勤する方は契約しない手はありません。
盗難保険による対策
これはもはや対策とは呼べないかもしれません。
ただ知らずに加入しないのと知っていて加入しないのとは違うと思うので、3つほど紹介します。
1.ブリジストンの盗難補償
ママチャリで言う高級ブランド、ブリジストンには無料で最低1年間、40%の盗難補償が付きます。
ちなみにロードバイクでいうANCHORにも同等の盗難補償があります。
2.ちゃりぽ
自転車の盗難保険としてはこちらが一番有名ですね。
インターネットで加入出来ます。
内容は車両価格の7%を支払うことで盗難時に70%を補償してもらえるというものです。
最初に1年補償か2年補償かを選ぶことが出来、それぞれ車両価格の7%、14%で加入できます。
注意点としては購入後1ヶ月以内しか登録出来ない点ですね。
3.Y'sRoadの盗難補償
こちらは僕が利用しているものです。
Y'sRoadで自転車を購入しないと入れないのですが、4つのプランがあり、価格も絶妙です。
スタッフが積極的に勧めてくることはないのですが、購入時にそれとなく伝えると詳しく説明してくれると思います。
ちなみに僕は1年100%補償のタイプに加入しています。
以上、3つの盗難補償について紹介してみました。
さて、最後にこの数字から読めることがあります。
1年100%補償が車両価格の10%で、1年50%補償が車両価格の5%で実現出来ています。
僕は保険の仕組みについて詳しくはありませんが、1年100%補償を車両価格の5%で提供しようとすると赤字になるであろうことは容易に想像出来ます。
つまりこれは1年の中で20台に1台、5%以上の確率で盗難補償に加入した自転車が盗まれるということを意味しています。
ロードバイクに乗っている方の中でも盗難対策について本気で考えている人はまだまだ少ないです。
この記事を読んだあなたが盗難対策について考え、盗まれる5%に入らないことを心から願います。
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