世界一周の話　スーツケース編

2016/06/18 2017/05/21

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世界一周ってバックパックのイメージありません？

僕も今一人で世界一周するなら恐らくこのリュック一つで行きます。

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22リットルしか入らないんですが、自分一人が楽しむ分には正直2日分の着替えくらいで十分なんですよね。

とは言え僕は会社員の状態で新婚旅行として旅に出たので、言うなれば行かせて頂いている身。

さすがに手ぶらで帰るわけには行かないのでスーツケースで行きました。

僕の使ったスーツケース

特に必要なものではなかったので適当に済ませようとも考えたのですが、
いかんせん旅行中に毎日目にするものであるため、途中で気が変わりこだわることにしました。

色々迷った中で最後に選んだのがコイツです。

GLOBE TROTTER ORIGINAL 21
54x39x18cm I 3.8kg I 151,200円

15日の旅なのに普通に2〜3泊用です笑

とにかく見た目が格好良いのが気に入りました。

本当は26インチのものが良かったのですが、このスーツケース、エリザベス女王を始めとして超一流の人間を想定して作られているため、26インチ以上になるとキャスターが付いていないんです。

庶民には取り回しが宜しくないため、僕はやむなく21インチのものを選択しました。

ただ大きさはこれで良かったかなと思いました。

洗濯しながら旅すれば全く問題ありません。

■メリット
・とにかく格好良いため見るだけでテンションが上がる。
・他の人と被らない
・長年使い込むとそれが一つの味になる。

■デメリット
・価格が高い
・特殊な紙で出来ているため、多少の雨は問題ないが水に弱い
・キャスターの取り付け位置が微妙なため、小回りが利かない
・TSAロックが付いていない

出典：ヴァルカナイズ・ロンドン公式オンラインストア

この写真で見るとわかりやすいのですが、キャスターの上半分がスーツケース本体の中に入ってしまっているため、RIMOWAのような完全にキャスターが出ているスーツケースと比べると小回りが利きません。

壊れにくいというメリットはあるのですが、これをどう取るかです。

また、このスーツケースはヴァルカンファイバーという特殊な紙を何十にも重ねて作られています。

1897年から同様の方法で作られているというのですから驚きですね。

また、紙とはいえ一時的に「象が乗っても壊れない」を売りにしていただけあって早々壊れることはありません。
（イナバ物置みたいやな・・・。）

僕も長く使おうかとも考えたのですが、キャスターがやはり使いにくいというのと、帰ってくると中に入れていたお土産のスノードームが割れて中に水とキラキラした何かが散らばってしまったため保険適用で引き取って頂き、結局一回だけの使用となりました。

これをオススメ出来るかというとやはり微妙ですね。

機能的にも価格的にも優れたスーツケースは他にもあります。

ただやはりデザインは秀逸ですので、それでどこまで妥協出来るかの折り合いですかね。

妻の使ったスーツケース

妻が世界一周に持って行ったのはこちら。

出典：MUJI 無印良品

キャリーバーの高さを自由に調節できるストッパー付きハードキャリー（８５Ｌ）　シルバー
74x48x28cm I 5.1kg I 29,000円

妻は僕とは対照的に大は小を兼ねるよね、ということで普段のカバンにしてもやたらとデカいものを持ち歩いています。

典型的な男と女でしょうか。

ただスーツケース選びについてはこちらの方が正解だったかもしれません。

■メリット
・価格が安い
・TSAロックが付いている
・4輪付いているため、小回りが利く

■デメリット
・シンプルだがどこか安っぽい
・他の人と被るため、ステッカーやベルトでの差別化が必要

まず、TSAロックが付いています。

これが何かというとアメリカ（ハワイ、グアム含む）に行く際に役に立ちます。

アメリカ行きの飛行機に乗る際、多くの方が荷物を預けると思うのですがその際スーツケースに鍵をかけるなということを口酸っぱく言われます。

なぜかというと鍵がかかっていた場合、空港の係官が鍵を壊して中身の確認を行うことになるからです。

とは言え鍵をかけないまま預けるのは不安、という方がほとんどではないでしょうか。

そこで鍵をかけたまま預けることが出来るのがこのTSAロック対応のスーツケースです。

2016年現在、TSAロックには11の型があるのですが、そのマスターキーを空港の係官が持っているため、鍵をかけたまま預けることが出来ます。

ちなみに僕は貴重品は機内持ち込みするので鍵をかけずに預けることは特に気になりません。

オッサンの下着に価値はないでしょう。

ただ女性や気になる方はTSA対応のものを買った方が良いかもしれませんね。

また、こちらはグローブトロッターが2輪であるのに対して4輪使えます。

長旅になればなるほどこの差は大きく感じるため、大きいスーツケースを買う際は注意した方が良いですね。

アメリカではアウトレットに寄ったので、特に買い物を楽しむ女性はこのくらいが丁度良いかもしれません。

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その他のオススメのスーツケース

さて、番外編です。

僕は世界一周でグローブトロッターのオリジナルを使いましたが、反省を生かした上でその後2つのスーツケースを購入しました。

そのうちの一つが世界一周向きなのでご紹介します。

こちら。

出典：RIMOWA

RIMOWA Salsa Air MULTIWEEL
75x48x27cm I 3.3kg I 60,480円

■メリット
・TSAロックが付いている
・圧倒的に軽い
・4輪付いているため、小回りが利く

■デメリット
・やや価格が高い
・何度も使うとキャスターが壊れる

こちら、無印良品のものと比べると圧倒的に軽いです。

大きさはほぼ同じにも関わらず、無印良品が5.1キロに対してRIMOWAは3.3キロ。

値段意外は無印良品の上位互換と言っても間違いではない出来です。

すごく軽いのですが質実剛健のドイツ製。

しっかりと中のものは守ってくれます。

致命的な外的なダメージを受けた時、スーツケースが壊れて中身が無事なのがRIMOWA、スーツケースが無事で中身が壊れるのがゼロハリバートンという話を聞いたことがあります。
※ゼロハリバートンは月の石を地球に持って帰ってくる際の月面採取標本格納器を作成したメーカーとして有名。スーツケースも作っています。

また色も下記の6種類があり、どれも鮮やかです。

僕の持っているのはインカゴールドなのですが、出てきた瞬間にわかります笑